- CDレビュー LUNA SEA -

ライブでの演奏が、CD音源を軽く凌駕する、本物のライブバンドで、
独創的なツインギターや、リズム隊のグルーヴ、そして、癖は強いが、圧倒的な歌唱力のボーカルと、
私にとっての理想がとことん詰まったバンドです。
私を「ギターの鳴ってない曲なんて聴けない!」という脳にしてしまったバンドでもあります(爆)。




LUNA SEA終幕4日前に発売された、ベストセレクションアルバム。
全曲リマスターされ、古い曲も統一感があってイイです。
新録曲が4曲ありますが、これはかなり好き嫌いが分かれるかもしれません。

再録曲に関しての個人的感想は、「WISH」は許容範囲内、「Dejavu」も、テンポが若干遅くなっている以外は悪くない感じ。
「BELIEVE」は、ヴォーカルの声よりも、ヴァイオリンが削除された事が痛い。
「PRECIOUS...」は・・・これだけは良さを見出すことができませんでした。(;´Д`)

現在では、2008年3月に二枚組のコンプリートベストが出てしまったため、存在意義が薄くなってしまいましたが、「BELIEVE」と「Dejavu」の再レコ版は、今作でしか聴くことができません。

ライヴでの定番曲+シングル曲という構成なので、LUNA SEA入門アルバムとしてかなりお勧めできます。
ただ、シングル中心な構成や、賛否両論をよんだであろうリテイク曲等から、ファン暦の長い方にはちょっと退屈かもしれませんね。まあベストアルバムって大体そうですけど。(^^;

シングル曲が沢山=聴きやすい曲が多い、ということなので、気分を盛り上げたい時や、一服したい時、車内でのBGM、友人を家に招いた時なんかに活躍するかもしれません(笑)。


2006/10/08作成
2008/12/08加筆修正
PERIOD
M01: LOVE SONG ★★★ 
M02: STORM ★★★★ 
M03: gravity ★★★★ 
M04: TONIGHT ★★★☆ 
M05: END OF SORROW ★★★☆ 
M06: ROSIER ★★★★ 
M07: TRUE BLUE ★★★★ 
M08: SHINE ★★★☆ 
M09: I for You ★★★☆ 
M10: LOVELESS ★★★☆ 
M11: BELIEVE ★★★
M12: Dejavu ★★★ 
M13: PRECIOUS... ★★☆ 
M14: IN SILENCE ★★★★ 
M15: WISH ★★★★ 
総評:★★★☆





LUNA SEAの最後のアルバムで、メンバー5人の底力を見せ付けられたアルバム。

前作「SHINE」で感じた、メンバー間のちぐはぐは無くなっていて、5人の強烈で、本来なら決して相容れない個性が完全に一体化したアルバムになっています。
これだけ絶賛しているのでわかると思いますが、LUNA SEAのアルバムで、管理人の一番好きなアルバムです。(^^;

バンド終幕の理由のひとつとして、「これ以上の出来のアルバムは作れない」というのがあっただけに、曲に異様なまでの作りこみを感じます。
バンドサウンドのバランスも素晴らしく、攻撃的な重いサウンドの中では浮いてしまいそうな、ソロ活動で変化したRYUICHIの歌声が、まったく浮いていないです。
低音を強調し、強烈に歪んだギター、高音域を縦横無尽に動き、歌うような、時に叫ぶようなギターソロ、金属的で重いベース、どっしりしながらもスネアのヌケが良いドラムと、サウンド面ではこれ以上ないってくらいロック的かつ、独創的になっています。

最後のライブとなった、東京ドーム公演「THE FINAL ACT」のビデオを観ていると、このアルバムの曲だけ、ちょっと異質な感じがします。
過去の曲も、今のLUNA SEAが演奏することで馴染んでいくのですが、このアルバムの曲が始まると、なんか空気が変わる感じがするんですよね・・・なぜか。
まだ新しい曲だから、というのもあるかもしれないですけど、ある意味、今回のこのアルバムで、今まで超えることが出来なかった境界を、遂に超えたのではないか、と思っています。

とりあえず、究極のLUNA SEAを聴きたいなら、聴いてみてください!(笑)
と言っても、ソロ活動後のRYUICHIの声が好きになれない方には、ちょっとキツイかも(特にTrack1と7)。
ツインギターの絡みや、ギターの音作りに関しては、ホントに素晴らしいので、その辺に興味がある方も聴いてみてはいかがでしょうか。(^^ヾ


2006/07/22作成
2008/12/08加筆修正
LUNACY
M01: be Awake ★★★☆
M02: Sweetest Coma Again (feat.DJ KRUSH) ★★★★★
M03: gravity ★★★★☆ 
M04: KISS (feat.DJ KRUSH) ★★★★ 
M05: 4:00AM ★★★★
M06: VIRGIN MARY ★★★★☆
M07: white out ★★★
M08: a Vision ★★★☆
M09: FEEL ★★★★
M10: TONIGHT ★★★★ 
M11: Crazy About You ★★★☆ 
総評:★★★★★





「進化」から「深化」へ。確立した音楽性を更に深く掘り下げた快作。

LUNA SEAの5thアルバムであり、活動休止前のアルバムであるため、バンドの歴史のターニングポイント的な存在でもあります。
前作「MOTHER」で、今までの幻想的かつ攻撃的な要素を受け継ぎつつ、大衆性をも取り入れ、かつ売れ線ポップバンドにならないラインを維持するという離れ業を成し遂げ、一つの到達点に達したとも言えます。
このアルバム「STYLE」では、その完成度の高すぎた「MOTHER」の亡霊を振り払い、更に高い完成度を誇るアルバムにするという使命感があったようで、製作はかなり難航したようです。

私が思うに、LUNA SEAのアルバムの中で、最も「暗い」アルバムでしょう。
初期のアルバムは、歌詞は暗くても、幻想的な音作りや、意外とキャッチーな歌メロで構成されていますが、このアルバムは、「G.」や「HURT」「1999」等の、楽器隊の刻む重低音と、「WITH LOVE」や「SELVES」のような、表現力の増したRYUICHIのヴォーカルが、最早見せ掛けではない、真の「ダーク」さを醸し出していると言えるでしょう。

ただ、アルバム全体に漂うダークなイメージや、シングルを後半に固め撃ちしている構成上、初心者へ勧めるアルバムにはあまり向かないのが残念。


2007/07/20作成
2008/12/08加筆修正
STYLE
Disc01:
M01:WITH LOVE ★★★★
M02:G. ★★★★ 
M03:HURT ★★★★
M04:RA-SE-N ★★★☆ 
M05:LUV U ★★★
M06:FOREVER&EVER ★★★☆ 
M07:1999 ★★★
M08:END OF SORROW ★★★☆ 
M09:DESIRE ★★★☆ 
M10:IN SILENCE ★★★★ 
M11:SELVES ★★★☆ 
総評:★★★★☆





三枚目のアルバムで、前作の狂気さは影を潜めましたが、幻想的なイメージは引き継ぎつつ、先行シングルの「BELIEVE」のような、ポップさや、キャッチーさを持つ要素が新たに加わった。

歴代のアルバムと比べても、表面的な激しさはあまり持たず、直球なロックナンバーは「JESUS」くらいで、他の曲は、激しさよりもポップさが目立つ「BELIEVE」「STAY」や、実験的な「ANUBIS」等、衝撃力に劣るのは、アルバム製作当時、Jが酷いスランプに陥っていた事が関係しているのでしょうか。

その半面、シングルカットされた「IN MY DREAM」等、スロー〜ミドルナンバーはバリエーション豊かで、クラシカルな「Providence」は、後のライブでも長く演奏され続けました。


総評としては、SUGIZOやINORANの色が強めに出ている印象を受けたので、浮遊感、幻想的な音を楽しめるのなら、オススメできます。
直球なロックナンバーが好きならば、次回作のMOTHERを(笑)。

2009/06/29作成
EDEN
M01: JESUS ★★★★
M02: BELIEVE ★★★☆ 
M03: Rejuvenescence ★★★☆
M04: RECALL ★★★ 
M05: ANUBIS ★★★
M06: LASTLY ★★★☆
M07: IN MY DREAM
(WITH SHIVER)
★★★☆
M08: STEAL ★★★
M09: LAMENTABLE ★★★
M10: Providence ★★★★
M11: STAY ★★★☆
総評:★★★☆





LUNA SEAのメジャーファーストアルバム。
作風は、インディーズ時代のダークな世界観を引き継ぎつつ、前作のような若さ故の勢いは若干影を潜め、同じく前作から存在した、異常なまでの楽曲の作りこみが、今回は更に引き立った作風になっています。

ほとんどがインディーズ時代から存在していた楽曲で構成されていますが、その後、終幕までライブの定番曲になった楽曲が多数収録されているのも、楽曲の完成度と、初期からのバンドの実力を感じます。
「Dejavu」や「WISH」は、後の「PERIOD」収録版や、ライブ音源と比べると、ギターの本数が異常だったりして、違いが楽しめると思います(笑)。

有名な曲以外では、SUGIZOの超絶早弾きが聴ける「MECHANICAL DANCE」や、気だるさの中に狂気(SUGIZOパート)と神聖さ(INORANパート)が混じった「SEARCH FOR RAISON」、チェーンソーでギターを切断した音を収録した、色々な意味で狂った曲「SYNPTOM」あたりが、個人的にお勧めな曲です(笑)。


尚、「MOON」は、前作「LUNA SEA」収録版とは違う新録版であり、これが完成形だそうです。

2009/07/30作成
IMAGE
M01: CALL FOR LOVE ★★☆
M02: Dejavu ★★★★
M03: MECHIANICAL DANCE ★★★★
M04: WALL ★★☆
M05: IMAGE ★★★
M06: SEARCH FOR RAISON ★★★★
M07: IMITATION ★★★☆
M08: VANPIRE THE TALK ★★☆
M09: SYNPTOM ★★★
M10: IN MIND ★★☆
M11: MOON ★★★★
M12: WISH ★★★★
総評:★★★☆





既に完成された楽曲が並ぶ、LUNA SEAの美学の原点が詰まったファーストアルバム。

LUNA SEAのファーストアルバムで、唯一のインディーズ盤でもあります。
自主制作というのもありますが、メンバー自身が「1991年発売のアルバムで、最も音の悪いアルバム」と後に語っただけあり、低音域のごっそり抜けたペラペラな音は、やや賛否がわかれそうです。(^^;
ただ、その欠点をカバーできると言っても過言ではない、当時から完成されたツインギターの絡みや、初期ならではの瞬発力のある攻撃的な楽曲郡もあり、一見さんからの評価は低くとも、コアなファンからはそれなりに評価が高いです。私もこのアルバム大好きです(笑)。

「FATE」「TIME IS DEAD」「BLUE-TRANSPARENCY」「MOON」「PRECIOUS...」と、収録曲の半分が、LIVEでの定番曲となっているだけあり、楽曲の完成度の高さや、バンドのサウンドコンセプトが、当時から完成していたということがわかります。

だからこそ、音の悪さだけが唯一のマイナスポイントなのかもしれません(汗)。
なので、Mix環境の悪さ等に左右されないで曲を聴くことが出来る人には、強くお勧めできます。
2007年末に、リマスター盤が発売されたらしいので、今ならそちらを買った方がいいかもしれません(筆者未聴)。


2008/03/08作成
2008/12/08加筆修正
LUNA SEA
M01: FATE ★★★★
M02: TIME IS DEAD ★★★★ 
M03: SANDY TIME ★★★☆
M04: BLANCH ROAD ★★★☆ 
M05: SHADE ★★★
M06: BLUE-TRANSPARENCY 〜限りなく透明に近いブルー ★★★☆
M07: THE SLAIN ★★☆
M08: CHESS ★★★☆
M09: MOON ★★★☆
M10: PRECIOUS... ★★★☆
総評:★★★☆





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